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社長のメンタルケアが重要
経営者の立場になると、経営のすべては自己責任です。社長ご自身で判断するしかなく、誰にも相談することができないことが多いのです。経営者が判断や行動が冷静ではなくなる時、多くが、「恐怖」「不安」であることが多いのです。
そんなときは、冷静ではなく、悩みや迷いのまま決断すると、その多くが良い結果を招かない、それが企業全体に影響してしまう可能性も否定できません。
経営者のメンタルのケアは、本来、最重要視するべきなのです。社長を辞めたい、そんな風に思う時にはメンタルが落ち込んでいる可能性があります。
自分自身のためのメンタルヘルスの対策を自分自身で対象する中で、使われるのは「セルフケア」という言葉があります。セルフケアでは、ストレスにさらされていることに早く気づくことそして、ストレスに適切に対処することが重要です。自分自身のストレスは、意外と気づかずに日常化しているときもあります。改めて客観的に、早く気づくようにすることが必須です。そのためには、自身のストレスが体や心などに影響がでていないかどうか、特に出やすいパターンを見逃さないようにします。
■身体面
■心理面
■行動面
人によってストレスがどのように出がちなのかは個人差があります。その人によって、よく出やすいパターンが3つの側面から気づけるようにしましょう。自分のサインに気づけるようになると、自分自身ではそれほどストレスと感じていないようなつもりでも、行動や言動ででていることもあるのです。より早くストレスに気づくことができれば、早めに対処することができます。
過去に、よくあるパターンはありませんか? ぜひ振り返ってみてください。ストレスに気づければ、ストレスを緩和する手法が必要になります。ストレスは、心の問題だから、簡単に変えられないと思う方も、「何だか大変そう」と身構える人も多いかもしれません。日々に取り入れられるものもありますので、ぜひ実践してみてくださいね。簡単にできて、効果のあるものをご紹介しますね。
社長のメンタルケアの4つの方法
1. 健康な生活習慣する
まずは体の健康に意識しましょう。早く寝る、良い食事・適度な運動から変えてみましょう。心の健康は、日頃の生活習慣が密接に関係しています。実は、社長のコンサルティングをしている中で、無意識のうちに、ストレスや不安から逃れるために、積極的な行動をする人がかなりの確率で多いのです。
例えば、対外的には、素晴らしいボランティア活動の指揮をしていたり、地域活性のための活動やPTA活動など、男性社長が、外に出て役に立ちたい、良いことをしている自分を作ることがあるのです。
2. ストレス解消する方法をみつける
3. マイナス思考からプラス思考へ変える
人は、いつの間にか同じ考え方で固まりがちです。それを変えていくことをしましょう。まずは、言葉を変えることから始めます。
・うちの嫁は、なんで黙って従わないんだ! → いつもやってもらっていることたくさんあるな。
・やる気のない社員ばかりなんだ! → 社員がいてくれるから、会社が成り立ってる
4.イメージトレーニングをする
恐れや不安、イライラなどは、潜在意識の中にあるデータがあるから起きるのです。経営者の心の底にある(無意識)に感じてしまい、その結果行動しているという、本人があまり自覚していない「心理行動パターン」が存在しています。
それを見つけ出して、潜在意識の中にあるデータを書き換えするのが、最大に効果の見込める方法なのです。ですが、多くの経営者は、重要視していないことが多いのです。しかし、本人の自覚がある無しに関わらず、このデータがほぼ人生のすべてを作っているといえるのです。
実際に、社長に会い話を聴いていると、その多く抱えている問題は、家庭内の不和、社員の問題、業績の問題、子供の問題、取引先や親せきなどのどうしようもない関係などが、複雑に起きていることが多いのです。その根本を探っていくと、結局、経営者ご自身の、潜在意識の中にあるデータが元になっているのです。
根本的に、アプローチすることで、その後の人生全体を快適な方向へ変えることができます。
たかが家庭内問題だからと、対外的に黙っていれば、問題ないように思っている方も多いですが、放置するのをやめましょう。
自宅で精神的に休まる暇もなく、その結果招く未来に、離婚の訴訟やお金の問題、精神的ダメージ、孤独などにより、ビジネスに大きく影響してしまうのです。潜在意識からの書き換えを本気で取り組むことをお勧めします。
潜在意識の書き換えの好転反応は、どんなことが起きるのかを知ろう!
潜在意識にある「セルフイメージ」を書き換えれば、人生が劇的に変わる!
5. 専門家を訪れる
経営者は、大きい会社になるほどに、その辺の心理カウンセラーを訪問しにくいでしょう。ですので、経営アドバイスのできる心理専門家を選んで、経営コンサルティングで会社にきてもらい、社内で直接、心理のメンタルのバランスをとる方法がおすすめです。経営者、社長の自身の不安や恐れを解消していくことが経営の最重要課題、最大のリスク管理ともいえるのです。
男性社長は、特に、後回しにして、手遅れになってから駆け込んでくる方が多いです。たとえば、家庭内別居になりはじまったのに、そのままになってしまい、離婚をつきつけられてから、慌ててメンタルが保てないほど、ガタガタになってしまう方が多いのです。
本来なら、家庭内別居の前に、イライラやケンカを繰り返しては、鎮静して、を数年やっているはずなのです。その時点で、普通のケンカのうちと思わずに、その時点で本気で対処トレーニングをするのが、一番良い方法です。
メンタルトレーニングや、イメージトレーニング、コーチングを取り入れて、ビジネスに活かしている社長や経営者の方は、潜在意識の力をよく知っているともいえます。
経営者のメンタルケアのまとめ
ビジネス成功は、家庭内の成功も、両方手に入れてこそなのです!
ビジネスの成功のための、リスク管理は、経営者自身のメンタルケアにかかっているといっても過言ではないでしょう。
こんなくらいで、の範囲から対策をするのが得策です。