潜在意識と顕在意識とは

顕在意識と潜在意識とは

人間の意識には、「顕在意識」と「潜在意識」という２つの意識があるといわれています。

顕在意識とは、簡単に説明すると「今、自分で意識できる意識」です。誰かと話をしてれば、「今、話をしている」ことがわかっていますね。

潜在意識とは、「自分で意識していない意識」無意識とも言われています。たとえば、ぼーっとしていると、新しい家に引っ越したあとなのに、新居への道ではなく、以前の家への帰宅路へと曲がってしまっていた、なんて経験ありますよね。

顕在意識と潜在意識は、３％と９７％で、潜在意識の割合が断然多いのです。よく海に浮かんだ氷山の一角として、潜在意識と顕在意識の関係を説明することがよくありますね。

氷山の上の部分を３％とし、水面から上に見ている部分が、顕在意識です。そして、水面下に隠れている多くの割合を占める部分が潜在意識の９７％です。

潜在意識には、過去の経験で感じた印象が記録されているといわれています。自分ですっかり忘れていた昔のイヤな出来事は、時間がたつ普段思い出すこともなくなっていてすっかり忘れたとおもっているのに、ふとしたときに、イヤな感覚となって思い起こすことがありますよね。それが、潜在意識に蓄積されている状態です。

潜在意識は、スゴイ力を持っている

顕在意識は、自分で思考したり、決めたりする意識ですので、自分でわかっています。普段は自在に潜在意識を使うことは出来ないものですが、非常事態で、火事のときにピアノを運んでしまったなど、顕在意識ではできないことを、潜在意識が働くと、信じられない力や行動ができることがあります。

潜在意識には常に働き続けます。眠っているときでも、身体を無意識に動かして、寝返りをしたり、自律神経も潜在意識が担当しているといわれています。

潜在意識には主語や否定形を判別しない

わたしたちが、いくら望んでも、なかなか現実にならないときがありますね。それは、主語や否定形を認識しないからなのです。

汚さないでください　は、汚す　と意識では認識していく。誰かの悪口や不満を思うとき、「A子さんは、バカ」とすると、A子さんを抜いて、バカだけを意識の底に入っていきます。すると、自分自身にバカと言い聞かせているのと同じ状態になりますよね。

なので、普段から、良い言葉プラスのイメージの言葉を、心の中でも唱えていることも大事なんですね。

潜在意識は、繰り返しによって、インプットされていく。

感情がセットで動いたときに、潜在意識に入りやすいのです。
不安や恐怖、は特に、感じますよね。すると、出来事と一緒に、その感覚がセットになり、記憶してしまいます。

嫌われるんじゃないか、こうなったらどうしようと、不安や恐怖を感じてなんとなく、時間が過ぎている時ありますよね。そのときに、繰り返し潜在意識に入り込んでしまうのです。

マーフィーの法則が有名ですね！良いことをイメージして、行動することの大事さが書いてあります。悪いことが起きたら？と不安になっていると、それが現実化しますよという意味でもあります。潜在意識のことですね。

潜在意識に明るいいいことをインプットしよう！

わたしたちは、普段そのままでいるとマイナス思考になっている人が多いといわれています。

また、強く願いを叶えようと意識を集中してしまうと、思考で頭を使う状態、顕在意識になります。力が入ってしまうと、潜在意識では、別のエネルギーが入ってしまい、本来の意図が届きません。なんとなく思い描いているイメージを明るくウキウキするような気持ちに変えて、イメージしてください。このウキウキのように感情が動くことが、潜在意識に届くカギなんですね。潜在能力に影響を与えられるようになりますよ。ピンときた、というように、ひらめきや直感が、優れてくるになります。

潜在意識は、眠る直前のウトウトしている状態、目覚めるときの現実と夢の半々になったような、半覚醒状態のときに、潜在意識の蓋が開きます。日中でも、ぼんやりとしているときも潜在意識に届きやすくなります。

寝る直前や起きたときなどは、潜在意識の蓋が開くタイミングなので、そのときに感じたことやイメージが、そのまま直接入るといわれています。明るいことや現実化したいイメージをえがくようにしましょう！

普段から、繰り返し、成功や現実化したいイメージングを繰り返すことが、潜在意識を書き換えるのには重要です。

成功を現実化するためのイメージングを、日々反復しましょう！