メンタルが強いか弱いか。
これって仕事のパフォーマンスにも大きく関わってきます。
特にメンタルが弱いと「向いてる仕事ってあるのかな?」って思ってしまいますよね。
今回はそんな人向けに、メンタルが弱い人の特徴とそういう人に向いている職業を紹介しています。
目次
メンタルが弱い人の特徴
人の言動を気にしすぎてしまう
会社などでの周りの人のちょっとした発言。
ある人が冗談で言ったつもりでも、メンタルの弱い人は深く受け止めすぎて、自分を責めたりすることがあります。
または上司が機嫌が悪かった時に「自分のせいなのかな?」などと思ってしまうこともあります。
もちろん、人の言動を気にするという事はよく言えば気遣いができたり、相手のことを考えられるとも取ることができますし大切なことです。
我が強い人ばかりでも組織は成り立ちませんから、このような気遣いできる性格の人も組織には必要です。
ただ他人によって自分の精神状態が変わったりブレてしまうのは考えものですよね。
ネガティブに物事を捉える
ネガティブ思考が強いのも、メンタルが弱い人の大きな特徴の一つであります。
他の人が何とも思わないようなちょっとした失敗でも、メンタルが弱い人は「自分はダメな人間だ」と過度にネガティブになってしまいます。
逆にメンタルが強い人は失敗したとしても、「失敗は成功のもと」と思う傾向があるので失敗しても次に活かすと考えることができます。
この点を取り入れるとメンタルが弱い人も、少しは楽になれるかもしれません。
完璧主義、細かいことを気にしがち
ちょっとしたことや失敗も気になってしまうような完璧主義や細かいことを気にしやすい方もメンタルが弱い方には見られる傾向です。
これらは人としては決して悪い事ではなく、時には仕事上でも役立つことはあります。
完璧主義は仕事の質を上げることにつながりますし、細かいことを気にしやすいというのも重大なミスに気づいたり、防ぐということにつながったりと良い面もあります。
とは言え、度が過ぎると仕事などいろんな方面に影響も出てストレスも溜まってしまいます。
適度に妥協したり、「ま、いっか」と思う姿勢も時にはあっても良いでしょう。
生活リズムが不規則
メンタルが弱い人の特徴をここまで挙げましたが、特に生活リズムが不規則になるとより顕著に出る傾向にあります。
- 残業など夜遅くまで起きている
- 食事の栄養バランスが崩れている
- 寝不足
などですね。
メンタルと身体は連動しており、メンタルに支障をきたせば体調を崩しやすくなりますし、逆に体調を崩すとメンタルの不調も出やすくなります。
なので睡眠時間をしっかり取ったり、バランスの取れた食事をすると言ったことも実はメンタルを不調にしないためには意外と重要だったりします。
メンタルが弱い人に向いている仕事
メンタルが弱い人の特徴を挙げましたが、これらを踏まえてメンタルが弱い人に向いているであろう仕事を挙げました。
もちろんメンタル以外の要素も関わるので一概には言えませんが、転職、就職先を選ぶ参考になればと思います。
工場での作業などの単純作業
工場の単純作業の仕事は流れ作業(単純作業)が基本的には多く、それほど難しいことをすることはありません。
作業量自体は多かったりもしますが、一人でやることも多いため、人とのコミュニケーションを取ることも多くないので、人に気を遣わないで仕事をできるという点ではメンタルへの負担も少ないです。
そのため、メンタルが弱い人でもやりやすい仕事といえます。
ただし、
- 給料など条件面は良くない所も多い
- 正社員採用があまりない(バイト、派遣が多い)
といったことが多いので、実際に働く際にその点は気をつけましょう。
WEBライターなどの在宅での仕事
例えばWEBライターが良い例ですね。
この仕事の場合はライターなので記事を書きますが、まずほとんどの工程は家でできるという所から人との接触を最小限に抑えることができます。
加えてWi-Fiがあればカフェなど好きな場所でも大丈夫です。
これはライターに限らず、WEB系かつ在宅の仕事(リモートワークなどの在宅勤務も含む)であればほとんどの仕事で言えることです。
もちろん仕事を発注する方(もしくは会社)はいるので、その人とのやり取りは発生します。
ただし、メールでのやり取りがほとんどのため対面や電話と比べるとメンタルへの負担も少ないと言えます。
また、ライターの場合は自分の得意であったり既に知識のある分野についての記事を書くことが多いため、かなりやりやすさもあります。
なので失敗するリスクも最低限に抑えることができます。
ただし、こういった在宅系の仕事はメンタルの負担が少ない反面、しっかりお金を稼げるかはピンキリなので、特にこの分野で稼ぎたいとお考えの方はしっかりとスキルを身につけたり、資格取得をする必要もあります。
(未経験者よりは経験者や実績のある人が優遇される傾向はあります)
一人でもできる専門職
さきほどのWebライターもこのくくりに入りますが、他にもエンジニア(プログラミング)やイラストレーターなどの特別な技能をもつ仕事も適性はあります。
この手の仕事はだれでも手軽にというよりは、もちろん専門的なスキルが要求されますが、一度身につければだいたいは一人でもできてしまいます。
職場にもよりけりですが、基本的には人と接する要素が弱いです。
またスキルこそ要求されますが、今はネット上でも情報は拾うことができるのである程度のレベルまでは独学でいくことも可能です。
人との接触が少ない仕事に適性がある
このようにメンタルが弱い人の向けの仕事となると、一人で作業する工場であったり、人と対面で接触することの少ないWEB系(在宅)の仕事などのように人との接触が少ない仕事が多いです。
この手の職場は、メンタルへの負担も少なくメンタルが弱い人にとっても働きやすいことが多いです。
最近では会社に属さない「フリーランス」という形態で仕事をする人も出てきてはいますが、
- 人との接触を抑えられる(コントロールできる)
- マイペースに仕事ができる(もちろん期限はある)
という要素があるという点では精神的な負担もだいぶ軽くなります。
もちろん、フリーランスでなく一般の会社でもこれらを満たす仕事はあるので、メンタルが弱い人に向いている仕事としてはこの2点を満たす仕事を探してみるとメンタルへの負担も少なくて良いでしょう。
一方で、「既にやりたい仕事はあるけどメンタルの強さが要求されそう」という方はメンタルトレーニングをすることでメンタルを強くすることも可能ですので、メンタルを強くするのをオススメします。
ちなみに人との接触が少ない職種として「事務職」が挙がることもありますが、事務職は会社にもよりますがむしろ人との接触は意外と多い部類に入ります。
社外というよりは社内の話で、同じ部署内の人はもちろん電話などで各部署に取次などをするためです。
また、同じ部署の人との連携も重要なので人間関係が非常に重要になってきます。
(もちろん、営業など他の部署でも人間関係は重要ですが事務職は特に重要です)
特に女性に人気の事務職ですが、この点を考えると少し慎重になる必要もありますね。
メンタルが弱くてもできる仕事はある
- 工場の作業など単純作業はメンタルの負担も少ない
- WEBライターなどのように在宅の仕事も同じく負担が少ない
- 人との接触が少ない仕事だと、メンタルが安定しやすい
- ただし完全に一概には言えないので、メンタルを強くする方法も模索すると良い
メンタルの弱い人向けの仕事についてはこのような事が言えます。
特に会社でのメンタルに関する悩みは人間関係が起点になっていることが多いので、そこがメンタルの負担についてはカギになっています。
業種は少し限られるかもしれませんが、メンタルが弱い人でもできる仕事はあります。
一方でメンタルはトレーニングをすることで強くすることも可能です。
メンタルを強くすることで、こなせる仕事の幅も広がります。
どちらでも仕事はできますが、あなたはどちらを目指しますか?