こんにちは。柳沼佐千子です。今は、印象力の専門家として、企業研修の講師として全国の企業を回っています。
そんな私、実は、プロテストを受けた経験もある、プロゴルファー目指して本気でゴルフをしていた頃があるんですよ^^
ボストンで開催された全米女子アマチュア選手権の本選出場の経験もあります。なんとそのとき、アマチュアだった東尾理子さんも会場にいました。

さて、ゴルフを始めるときに気になるのが、マナーですよね。ゴルフは、
服装やルール、ゴルフ場での立ち振る舞いなどエチケットを大事にするスポーツです。

確かにゴルフ場に行くときに、いつくかのポイントを押さえておけば、いざという会社の取引先などの接待やコンペに参加するときなど、
一度覚えてしまえば、そんなに堅苦しいものでもないものですよ。

通常の生活のマナーの延長と考えてみてくださいね。
最低限、恥をかいたたりしないように、
学んで身に付けておくべきゴルフの基本マナーです。

好印象のゴルフ場での振る舞いができれば、
コンペに招待されても、取引先との接待でも、ビジネスに役立ちます!

ビジネスとゴルフは、
経営、営業成績とが密接な関係がある定番なスポーツです!

では早速、チェックしていきましょう!

ゴルフ場での全体のマナーの基本

ゴルフ場でのマナー

ゴルフは、紳士のスポーツと言われています。
エレガントに、上品なイメージのスポーツともいえますね。

ゴルフは、基本的に、直接戦う他のスポーツと違う面があります。
プレーは、4人までの人グループで一緒に回りますが、
ゴルフは個人のスポーツです。

それぞれが、自分自身のボールを追いかけていくだけなので、
一緒に回る人の邪魔をしたりしないようにする配慮が必要になります。

ビジネスでは、ゴルフで性格まで見抜く

ゴルフ場

ゴルフは、トータルのスコアで、それぞれのラウンドが終わった後に、
スコアが少ない人が勝つというスポーツです。

究極、自分自身との戦いとも言えるのです。
だからこそ、プレー中の言動や振る舞いを見ていれば、
その人自身の性格まで見抜けるほどなんですね。

なので、取引先や営業先のビジネスの相手と一緒にゴルフをすれば、
信用できる人なのか、判断基準にしている人も多いです。

短気な人は、ゴルフをしていても、その性格がそのまま出てます。
例えば、ゴルフは、前のグループが立ち去ったあとに、次のパーティ(グループ)がボールを打っていきます。

なので、ゴルフ場が混雑していると、前の組がなかなか、すすまず、
待つ時間が多くなるんです。
そんな時に、イライラし始まる人がいるんです。

ある企業の社長で、ものすごい短気な方がいらっしゃいました。
なんと、前の組がまだ、いるのに、早く打ちたくて、
待てずに、打ってしまうのです。これ、とても危険なんですね。

それなのに、頭(理性)では、待たなければいけないとわかっているのに、
感情的に(右脳)が、待てないんです。

これが、社内でもそのまま表れていました。
部下がすぐにできないと、イライラ、カッとなって、睨むし、怒鳴るんです。

部下、管理職、一般社員たちは、怖くて、
社長の顔色を見て、ビクビクして過ごしていました。

これ、従業員が〇百人もいる企業でしたよ。

経営者や幹部の方々は、メンタルのイメージトレーニングの潜在意識の書き換えが必須です。
このあたりを軽く見ている経営者もいらっしゃるのですが、
ここを軽視すると、パワハラ、セクハラなどにもつながっていきがちですから
それこそ、大問題に発展する可能性がありますよ。

潜在意識の書き換え方!簡単に成功できる3つコツ

経営者のメンタルケアがビジネス成功へのカギ!最大のリスク管理です!

ゴルフ場での服装について

ゴルフ場のマナー

ゴルフの服装は、基本的に襟が付いたシャツを着ます。男性も女性も、襟付きのポロシャツなどが好まれますね。

NGな服装も存在します。昔よりはだいぶ、ゴルフウェアのデザインにも幅がでてきましたが、
ゴルフ場で嫌われがちなのは、Tシャツなどの襟のないトップです。
ボトムスは、ジーンズやジャージなどのラフすぎる感じのもの。靴はサンダルもNGですね。

パンツは、女性も男性もゴルフでは定番のスタイルですが、ショートパンツや、女性ではキュロットスカートといって、表面のデザインはスカートに見えるのですが、内側がショートパンツの形になっているものもあります。

最近は、ゴルフウェアも進化しているので、
長ズボンでも、夏なら涼しく、冬ならとても温かい素材が出ていますね。

好印象なゴルフ場での服装のポイントは、
コース上でプレーするときだけではありません。クラブハウスに到着するときも、すでにゴルフ場の敷地内です。
服装もゴルフ場に出入りするときも含めて、マナーを守るようにしましょう。

ゴルフ場でのプレー中だけの服装をきちんとすればよいと思い込み、
行き帰りの服装は、いきなりTシャツにサンダルなど、ラフな格好ではいけません。

これは、ゴルフではマナー違反です。ご注意くださいね!

 

ゴルフ場での、ビジネスの信頼性にも直結するマナー

ゴルフのマナー

ゴルフ場では、接待やビジネスの取引先のコンペなど、営業に関わる場面が多々あるのです。
以下の4つは、しっかりと押さえてくださいね。

1.時間は守る
遅刻は厳禁です!ゴルフはスタート時間が予約制です。ひとりでも遅れると、多大な迷惑になります。
おすすめなのは、スタート時間の60分前にはゴルフ場に到着しておくこと。

10分前には、スタートホールのティーグラウンドのエリアで待ちましょう。
もし、不測の事態が起きて、到着が遅れそうな場合もあるかもしれません。そんなときは、コンペなら主催者や担当者に、早めに連絡してくださいね。
そして、個別でのプレー予約の場合は、ゴルフ場にも連絡を早めにしましょう。

 

2.打つ人への配慮
他の人がプレーするときに、大きな音を立てることや、おしゃべり、視界に入る範囲で、素振りをしたりして動きがあると、
迷惑になります。周り人が、ボールを打つ順番になっているときは、沈黙し、動かないように配慮してください。打つ順番の人が、今誰なのかを確認して、その人がアドレス(※)に入ったら、歩いているのをやめる。音を立てないようにする。そして、その人のボールの行方も一緒に追っておきましょう。
※アドレスとは、ボールを打つ前に、ボールの打つ方向を確認したり、打つ寸前の素振りをしたり準備をしている状態です。

 

3.安全に気を配る

ゴルフ場では、一緒に回る人が打つときに、その人より前には立ってはいけないというルールがあります。
ゴルフは、どこにボールが飛ぶかわからないからです。打つ人の真正面からボールの飛球方向で立って待っていてはいけません。
真後ろも避けて、斜め後ろで距離をとったところに立って待ちましょう。
ゴルフボールはとても硬くて、万が一当たると大けがになる可能性があります。どんなに上手な人でも、そのときにどこにボールが飛ぶかわかりません。自分の身の安全を確保してくださいね。

 

4.禁煙やゴミ
コース内ではタバコは禁止です。クラブハウスや、コース内にある売店などに、喫煙場所があるときがありますので、決まったところを確認しておきましょう。クラブハウス内もコースも全面禁煙のところもあります。きちんと確認してくださいね。タバコなどやドリンクなどのゴミも、コースにくれぐれも捨てたりしないようにしてください。

ゴルフは、スムーズにプレーする!スロープレーは厳禁

ゴルフ場の景色

ゴルフ場では、前後に次々の多くの方がプレーをしていきます。
自分たちが遅くなってしまうと、その後ろからくるすべての組、全部が時間がかかってしまい迷惑になります。
交通渋滞と同じ原理です。通常は、ハーフ9ホールで約2時間以内で終わるのが一般的です。

スロープレーが一組あると、その後ろの人全部が、約2時間で終わらず、2時間半~3時間かかってしまいます。
すると、そのあとのコンペの表彰式や帰りの時間帯までの予定が狂い、全体に迷惑になります。

さくさくとスムーズにプレーすることを心がけ、前の組に後れを取らないようにプレーしてください。
初心者の方は特に、以下のことを心がけると、早くプレーができますよ。

  1. 次に使うクラブを2,3本手元に持っておく
  2. ボールの場所に行く前に、2、3本のクラブを持ってから移動する
  3. あちこちにボールの行き先になってしまう人は、カートに乗らずにボールのところに小走りで移動する。
  4. ボールを打つ前の素振りは、2回以内に。
  5. グリーンに近づいてきたら、パターとアプローチウェッジ、サンドウェッジなどを先に持っていく
  6. グリーン上にきたら、先に自分のボールとカップの位置を確かめて、ボールのラインを大まかに見極めておく。
  7. ホールアウトをスムーズにするために、旗を持ったり、次のホールに近い移動場所で待機する。移動は素早く。

グリーン上でのマナー

ゴルフ場のグリーンの芝

グリーンは、芝生がとてもデリケートに仕上げられています。ボールが滑らかに転がるように、
ゴルフ場でのグリーンは、特別な場所ともいえる手入れが大変気を遣われている場所なのです。
コースの管理者も、グリーンの仕上がりにとても気を使います。

  1. 静かに歩く
    グリーン上にきたら、走ってははいけません。グリーンの芝を傷つけないように、歩き方も気を付けてくださいね。
    靴を引きずると、グリーンが傷つきます。歩くときには、靴で傷つけないような歩き方をしましょう。
    ジャンプしたり、跳ねたりしないように注意です。
  2. パットのラインを踏まない
    グリーンについたら、自分のボールと他の人のボールの位置を確認します。パットのラインを足で踏みつけてはいけません。グリーン上の芝の向きによってもボールの転がり方が変わってしまうからです。カップとボールの位置をチェックし、踏まないようにしましょう。
  3. ボールマークで傷ついた箇所を修正する
    ボールがグリーン上に落ちた衝撃で、地面が凹んだり、芝が傷つきます。それをボールマークと呼びます。それを見つけたら、必ずグリーンフォークで直します。凹んだ地面を盛り上げるようにし、周囲の芝を凹んだ部分に寄せるようにすると、きれいに直すことができます。初心者の人は、実際に教えてもらうといいですよ。
  4. 旗の置く場所
    全員のボールがグリーンに乗ったら、旗を外します。旗は誰が外してもOKです。グリーンの外側に置くと邪魔にならずに間違いないです。
    たまにグリーンが相当広いときもあって、グリーンの外まで旗を移動すると大変な時もあります。そんなときは、グリーン上へ置くケースもありますが、パットに邪魔にならないようにする場所に置くことが大切です。パッティングで、カップの向こう側だから大丈夫と思ったら、予想以上に打ちすぎてオーバーすると、グリーン上に置いた旗にボールが当たってしまうことがあります。これを避けるために、どの人のボールが飛球線上で転がっていっても、地面に倒しておいた旗には衝突しないような場所を見極めておくようにしてくださいね。
  5. 待っている場所
    グリーン上で、天気にもよりますが、太陽の影ができるときがあります。誰かのパットのライン上に、自分の立つ位置によって自分自身が影となって、邪魔になることがあります。ボールを打つ人を見ている位置で、自分の影が邪魔になっていないかもチェックしてくださいね。
    夏の夕方になってっくると、さらに影が長くなります。
    ※ラインとは、打つ場所とカップまでの道のことをいいます。
  6. カップの縁は崩れやすい
    カップ回りは、土を削って作っています。縁取りを傷つけるときれいな丸だったカップの形が変形してしまいます。
    カップの中にうまくボールが入って終わった後に、ボールを拾い上げるときは、カップの縁を傷つけないようにそっと取り出しましょう。そして、旗の抜き差しをするときも、カップの縁取りを傷つけないようにしてください。

7.パター以外のクラブで使わないものは、グリーンの外側に置く
 旗を置く場所と同様です、上記を参考にしてくださいね。

ゴルフ場のバンカーのマナー

バンカーのマナー

ゴルファーが嫌がる場所の一つ、バンカーですね。
砂で出来ている場所をバンカーと呼びます。そこでの好印象のマナーを確認しておきましょう。

  1. バンカーに入っていくときの基本ルール
    バンカーは砂地です。バンカー内に入るときは、ボールに近いところから入るのが基本です。
    その中でも、高さがありますので、低い位置から入っていくこと。
    そして、ボールとグリーンに向けて後ろ側や横から入るようにします。

    砂に足跡ができてしまうので、なるべく砂を踏まずに入れる場所を探します。
    グリーンと飛球線上を確認しましょう。(前側から入らないようにするのです)
    砂は崩れやすいので、ボールの周りを踏んでしまうと、ボールが動いてしまう時があります。

  2. 砂をならして出る
    バンカーショットが終わったら、打った周りや自分の足跡も含めて、砂をきれいに平らにならします。
    レーキと呼ばれる砂をキレイする道具が、必ずバンカーの周辺に置いてあります。それを使いましょう。キレイにならすこと。次のプレーヤーがバンカーに入った時に、砂が平らなところにボールがあると比較的打ちやすいので配慮しましょう。万が一、足跡や砂がデコボコしている砂のくぼみに入ってしまうと、バンカーに入っただけで、がっかりするののですが、さらに打ちにくくなります。そして、砂を平らにならしたあとは、バンカーまわりに、レーキをおきます。

ゴルフ場で安全にプレーするためのマナー

ゴルフ場

ゴルフ場では、素振りをすることもありますね。クラブは金属でできていますし、ボールはとても硬いです。
大けがになる可能性がありますので、周りに人がいるかどうかを常に確認しましょう。

  1. クラブを振るときは、周りの人を確認する
    素振りもボールを打つときも、周囲に人がいるかどうかを事前に必ず確認しましょう。周りの人は、移動して動いてきます。
    今いなかったとしても、いつ通るかわかりません。人がこない場所で素振りするようにしてくださいね。
  2. 打つ人の前には絶対にいてはいけない
    打つ人の側に寄ることは大変危険です。スウイング中のクラブは、スピードもあり険です。
    ボールもどこに飛んでいくか予想はできません。どんなに上手な人が打つときも、後ろ側で、十分は距離を取って離れたところで待ちましょう。
  3. 前の組が立ち去ってから打つ
    前の組の人がまだいるのに、ぎりぎりな距離で大丈夫だろうと売ってしまうのは危険です。
    距離的に十分に大丈夫となるまで待ちましょう。

    万が一、打った球が曲がってしまい、隣のコースや前の組に間違って打ちこんでしまいそうになったら、大きな声で「ファー」と叫びます。
    ゴルフでは、相手に事前に危険を知らせるときに「ファー」と大声で知らせるのがマナーです。恥ずかしがらずに、しっかりと声を出すようにしてください。

ゴルフ場で好印象なプレーをするためのまとめ

ゴルフ場でのマナー

周りの人への配慮や気持ちよくプレーするためのマナーがゴルフには存在しています。
これらがスマートにできていることで、ビジネスでも取引先や営業に大いに役立ちます。

ゴルフでスコアが悪くなると、不機嫌になる人がいます。こういうのも、あなたの印象となってしまいます。
一緒にプレーする人も気持ちよく、楽しい一日になるように、
笑顔で過ごすようにしてくださいね。

ゴルフは、時間が長いスポーツです。
一緒にプレーする人とは、お昼ご飯も一緒ですし、ゴルフしながら会話を楽しめることが必須です。
会話が苦手な人は、雑談できる会話のネタを、事前にチェックし練習しておくことをお勧めします。

ゴルフでビジネス上のお付き合いやコミュニケーションを深める企業も多いです。
初心者の方は、しっかりとマナーを身に付けてゴルフを楽しんでくださいね!

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