1. 桜島の噴火を目の前にして感じたこと

こんにちは。上記はホテルのお部屋から見えた桜島の写真です
企業研修やセミナーで全国さまざまな場所に伺っていますが、実はこれまで一度も行ったことがなかった場所があります。それが 桜島 です。
昨年、私が主催しているオンライン講座「判断軸マネジメント実践講座」の講座生のみなさんと一緒に訪れました。
(ちなみに今年は6月に 山形県 を予定しています^^)
宿泊したホテルの部屋の窓から見えたのは、想像以上に迫力のある景色!
もくもくと上がる噴煙。
しかも一日に何度も。
窓からずーーーっと桜島をみてしまいます(笑)
その様子を見ながら、ただ素直に思いました。
「地球って、本当に生きているんだなぁ☺」
ニュースで見ていた噴火の映像が、目の前で実際に起きている。
それだけで、どこか非日常で、少し緊張感もありましたよ。
講座生のみなさんも私も、正直なところ、
「こんな近くで噴火していて大丈夫なのかな」
「ちゃんと帰ってこられるのかな…」
そんな不安が頭をよぎっていました。
でも驚いたのは、そのすぐそばで暮らしている地元の方たちです。
誰も気にしていない。
見向きもしない。
そのギャップに思わず笑ってしまいました。
2. 勝手な思い込みが、不安をつくっている

同じ景色を見ているのに、感じ方はこんなにも違う。
私たちはニュース映像の印象から、
「噴火=危険」
「噴煙=怖いもの」
と無意識に結びつけていました。(当然のこと、命も脅かすほど、噴火は怖いものですよね)
でも地元の方にとっては、日常の風景のひとつ。
「こんなに、煙があがっているんですけど、桜島にフェリーで渡れるものなのでしょうか」
と真剣に、観光協会の窓口の方にお聞きすると、
「え?は? ふつうにいけますよ」と
何を聞いているの?と驚かれてしまったほどです。
つまり、現実そのものよりも、
自分の中の判断基準が、感情をつくっているのです。
勝手に思い込んで、
勝手に判断して、
勝手に不安になる。
実はこれ、ビジネスの現場でも本当によく起きています。
たとえば…
- 大切な取引先からメール返信が遅れている
- LINEが既読のまま返信がない
- 挨拶したのに相手がこちらを見なかった
こういう些細なことから、
「何か怒らせたかな?」
「嫌われたかな?」
「契約がなくなるかもしれない…」
と、頭の中でストーリーが始まることがあります。
実際には相手は忙しかっただけかもしれない。
単に気づかなかっただけかもしれない。
それなのに、自分の解釈で不安をつくり、行動まで変えてしまう。
この小さな誤解が、人間関係のズレを生みます。
社内でも、上司と部下でも、取引先でも。
誰も悪気はないのに、組織の空気がギクシャクしてしまうのです。
3. 組織を変えるのは「判断軸」を整えること

私はこれまで15年以上、企業研修の現場で多くの組織に関わってきました。
特にお伝えしてきたのは、外側の印象を変えるコミュニケーションです。
いつも研修で押しているのは、
「0.1秒のニコ!」
ほんの一瞬の表情を変えるだけで、相手の受け取る印象は大きく変わります。
その結果、
- 外部評価が改善したり
- 売上が伸びたり
- 契約率が上がったり
実際に大きな変化を見てきました。
けれど、現場に深く関わるほど感じることがあります。外側のスキルだけでは、組織が次のステージに上がるには限界があるということです。
本当に変化を生み出すには、
一人ひとりの「判断の基準」そのものを見直すこと。
これが必要だと強く感じています。
どんな出来事をどう受け取るか。
何を問題と見るか。
何をチャンスと見るか。
この判断軸が変わると、同じ出来事でも未来が変わります。
桜島の噴火を見て不安になった私たちと、平然としていた地元の方たち。
あの違いも、まさに判断軸の違いでした。人生も仕事も、自分が見ている世界そのものではなく、「どんな基準でその世界を解釈しているか」で、結果が変わっていくのだと改めて感じた旅でした。
桜島は、また行きたい!
柳沼佐千子
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