威張っている人は、心が小さい

仕事場での人間関係

気が小さい人ほど、相手が自分より下と判断すると
威張ってくる、という現象に出会ったことありませんか!?

イヤミ、ネチネチ、不平不満、自分の思い通りにしたい的な言動は、
ほぼ、自分をもっと注目して♪の
大アピールなのです。

私をもっと注目して♪
私を大事にして♪
私、寂しいの♪
私、自信がないの♪

この心の言葉と置き換えて相手を観察するのです。

その証拠に、
あーだこーだと感情的に文句や不満を言ってくる相手に

ビシッと言い返す、
こちらも感情的にもっと大きな表現でやり返すと

ビックリするのか?
一目散に逃げ回ることが多いですよ。

その逃げ方といったら、スゴいです!!
あれだけ威張って、自分は正しいと自己主張していたのに

会いそうな場所に絶対来ない
電話出ない、
誰かに代わりに用事をさせ、接触しないようにする

自分の心を見つめ、
心のそこにある 私、自信がないの♪ 私、寂しいの♪を
直すと

周りの人にへの文句や不満が減る
そういう出来事や人は遠退きます

 

威張っていた人を、一言で逆転した体験談

 

昔の職場にいたA子。
わたしより、年下。
数年前に入っているから、先輩。
だけど上司ではない。

けどね。私も大きいけど、
彼女は腕っぷしに筋肉がスゴイ。
体格の持ち主。見た感じ、結構男っぽくて、声も大きいし迫力スゴイヒトなのだ。

日に日に、
気が付いたら、威張ってる。

どんなふうにって・・。
そうね。こんな感じ。

「やぎちゃん、入口の掃除、やっといてくれる?」

やぎぬま だからわたし「やぎちゃん」って呼ばれてた。

どんどんエスカレートして、
上司じゃないのに、仕事を勝手に決めて、
命令口調でいってくる。

やっぱり。命令されるのって、嫌ですよね~。嫌でしょ?
でも、ガーガーって文句言い返すのも、A子と同じレベルになっちゃいそうで、
すごいいや。自分のレベルが下がっちゃったみたいな気がしてモヤモヤするし。

言い返したら。。。。どうなるか?

想像すると
なんか怖い。もしかしたら、もっとヒドクなったらどうしよう。。
そうなったらコマルヮー。

そのモヤモヤな毎日。

それでもA子の口調は、日に日にエスカレートしていく。

とうとう、もうわたしも爆発寸前。
このまま行ったら、もっと酷くなる・・・・。

ドキドキしながら、
怖くて怖くて仕方ないのに。
次の日、また同じこと言われたら、
今度はやり方を変えるしかない。

翌日。

その時はやってきた。

社内電話だった。

社員待機の部屋にいたとき。
プルプルプル~~ 電話の音。

「はい、もしもし」

「あ、やぎちゃん、、今からあそこの荷物運んどいて」

「てめぇー何様のつもりだ!威張ってんじゃねぇ!!!」

受話器をおいた。

いっちゃった いっちゃった   どうしよう。

いっちゃったのはいいけど、どんな顔を合わせたらいいんだろう。
逆切れしてきたらどうしよう。。

コワくって。両腕がガタガタふるえてる。

しばらくたってから。
恐る恐る、仕事場へ行ってみた・・。

いない。
A子がいない。??

「?」

あれ?A子さんは?
「なんか体調悪いって、早帰りしたよ」

へ?

翌日の朝。

A子と顔を合わせたそのとき。

A子「やぎぬまさん、おはようございます」

へ??

いつもだったら、
やぎちゃーん、おはよ~~ だったのに。

なんか、笑えた。
あんなに威張ってたくせに。

ヒトコトでガラリと態度を変える。

あんなにガタガタ震えていた私のストレスは、
こんな一回のヒトコトで立場逆転するなんて。

威張ってたり、態度が大きい人に限って、
ココロっが小っちゃい。なんてことも多いですね。

彼女の日々のヒトコトに、
ココロの空がグレーで雲がモクモクになっていた私のほうが、
ココロちいさっーーーっ。

ちいさいついでに、今回使った、
言葉遣いのよろしくない「てめえ~~」のセリフは、
私の中にないコトバ。

前日にこのためだけに、何回もセリフを自宅で練習したのでした。
テレビや映画の一場面の主人公になったように。

普段使わないコトバって、すんなり、出てこないです。
いつもは、キレイな言葉を練習するでしょ。みんな。
マナー、社会人として、素敵でいたいもの。

今回、あのセリフを練習したのは、
「相手に合わせる」をしたからです。

同じ種類のコトバじゃないと、
相手のココロには届かないんです。
A子はふだん、あの感じのコトバをよく使う人でした。

そうそう。
いつもの会話のやり取りが通じない相手には、
一発、いつのと違うヒトコトで、
ガラリと流れを変わることもあります( *´艸`)

それには、ちょっとだけ
練習も必要なときもあります。
わたしは、普段、「てめーぇ」みたいな言葉は使ったことがありません。

なので、一発使う時には、
事前練習が必須です。

いつも使っていない言葉というのは、
言葉と声にして、練習しないと、
咄嗟にはでないのです。

良い響きの言葉遣いではないので、
普段は使わないようにしましょう。

響きの良い言葉をいつも使う。
相手に発するときはもちろん、
心の中の言葉も同じく、良い響きの言葉を使うようにしましょう。