昔の職場にいたA子。
わたしより、年下。
数年前に入っているから、先輩。
だけど上司ではない。
けどね。私も大きいけど、
彼女は腕っぷしに筋肉がスゴイ。
体格の持ち主。見た感じ、結構男っぽくて、声も大きいし迫力スゴイヒトなのだ。
日に日に、
気が付いたら、威張ってる。
どんなふうにって・・。
そうね。こんな感じ。
「やぎちゃん、入口の掃除、やっといてくれる?」
やぎぬま だからわたし「やぎちゃん」って呼ばれてた。
どんどんエスカレートして、
上司じゃないのに、仕事を勝手に決めて、
命令口調でいってくる。
やっぱり。命令されるのって、嫌ですよね~。嫌でしょ?
でも、ガーガーって文句言い返すのも、A子と同じレベルになっちゃいそうで、
すごいいや。自分のレベルが下がっちゃったみたいな気がしてモヤモヤするし。
言い返したら。。。。どうなるか?
想像すると
なんか怖い。もしかしたら、もっとヒドクなったらどうしよう。。
そうなったらコマルヮー。
そのモヤモヤな毎日。
それでもA子の口調は、日に日にエスカレートしていく。
とうとう、もうわたしも爆発寸前。
このまま行ったら、もっと酷くなる・・・・。
ドキドキしながら、
怖くて怖くて仕方ないのに。
次の日、また同じこと言われたら、
今度はやり方を変えるしかない。
翌日。
その時はやってきた。
社内電話だった。
社員待機の部屋にいたとき。
プルプルプル~~ 電話の音。
「はい、もしもし」
「あ、やぎちゃん、、今からあそこの荷物運んどいて」
「てめぇー何様のつもりだ!威張ってんじゃねぇ!!!」
受話器をおいた。
いっちゃった いっちゃった   どうしよう。
いっちゃったのはいいけど、どんな顔を合わせたらいいんだろう。
逆切れしてきたらどうしよう。。
コワくって。両腕がガタガタふるえてる。
しばらくたってから。
恐る恐る、仕事場へ行ってみた・・。
いない。
A子がいない。??
「?」
あれ?A子さんは?
「なんか体調悪いって、早帰りしたよ」
へ?
翌日の朝。
A子と顔を合わせたそのとき。
A子「やぎぬまさん、おはようございます」
へ??
いつもだったら、やぎちゃーん、おはよ~~ だったのに。
なんか、笑えた。
あんなに威張ってたくせに。
ヒトコトでガラリと態度を変える。なんだよ、コイツ。と内心思った。
あんなにガタガタ震えていた私のストレスは、
こんな一回のヒトコトで立場逆転するなんて。
威張ってたり、態度デカイ人に限って、
ココロっが小っちゃい。なんてことも多いですね。
彼女の日々のヒトコトに、ココロの空がグレーで雲がモクモクになっていた私のほうが、
ココロちいさっーーーっ。
ちいさいついでに、今回使った、言葉遣いのよろしくない「てめえ~~」のセリフは、
私の中にないコトバ。
前日にこのためだけに、何回もセリフを自宅で練習したのでした。
テレビや映画の一場面の主人公になったように。
普段使わないコトバって、すんなり、出てこないです。
いつもは、キレイな言葉を練習するでしょ。みんな。
マナー、社会人として、素敵でいたいもの。
今回、あのセリフを練習したのは、
「相手に合わせる」をしたから。
同じ種類のコトバじゃないと、相手のココロには届かない。
A子はふだん、あの感じのコトバをよく使う人でした。
そうそう。
いつもの会話のやり取りが通じない相手には、
一発、いつのと違うヒトコトにしてみるのも手ですよ( *´艸`)
それには、ちょっとだけ 練習も必要なときもある。
さぁ今日も
心おどる瞬間をつくる、インプレッション・トーク。